HTMLとは?

HTML(HyperText Markup Language)は、Webページを作成するための言語です。HTMLを使うことで、テキスト、画像、リンクなどの要素を整理してWebブラウザに表示させることができます。


HTMLの基本構造

HTML文書は以下のような基本構造を持っています。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <title>ページのタイトル</title>
</head>
<body>
    <h1>ようこそ!</h1>
    <p>これはHTMLの基本例です。</p>
</body>
</html>

各部分の説明

  1. <!DOCTYPE html> HTML文書であることをブラウザに伝えます(HTML5を指定)。

  2. <html> HTML文書全体を囲むタグです。

  3. <head> メタ情報(ページタイトルやCSSなど)を記述します。

  4. <body> 実際に画面に表示される内容を記述します。


よく使うHTMLタグ

見出し(Heading)

見出しを作るには<h1>から<h6>までのタグを使用します。

<h1>大見出し(重要)</h1>
<h2>中見出し</h2>
<h3>小見出し</h3>
  • **<h1>**は最も重要な見出し

  • **<h6>**は最も小さい見出し


段落(Paragraph)

段落を作るには<p>を使います。

<p>これは1つ目の段落です。</p>
<p>これは2つ目の段落です。</p>

リンク(Anchor)

他のページやURLにリンクを貼るには<a>を使用します。

<a href="https://www.example.com">Exampleに行く</a>
  • href属性でリンク先を指定します。


画像(Image)

画像を表示するには<img>を使用します。

<img src="https://via.placeholder.com/150" alt="サンプル画像">
  • src属性: 画像のURLやパス

  • alt属性: 画像が表示されないときの説明


リスト(List)

順序付きリスト(番号付き)

<ol>
    <li>最初のアイテム</li>
    <li>次のアイテム</li>
</ol>

順序なしリスト(番号なし)

<ul>
    <li>最初のアイテム</li>
    <li>次のアイテム</li>
</ul>

表(Table)

表を作るには<table>タグを使います。

<table border="1">
    <tr>
        <th>名前</th>
        <th>年齢</th>
    </tr>
    <tr>
        <td>田中</td>
        <td>25</td>
    </tr>
    <tr>
        <td>佐藤</td>
        <td>30</td>
    </tr>
</table>
  • <table>: 表全体

  • <tr>: 行

  • <th>: ヘッダー(見出しセル)

  • <td>: 通常のセル


簡単なサンプル

以下は基本的なHTMLページの例です。このコードをコピーして、ファイル名をindex.htmlとして保存し、ブラウザで開いてみましょう。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <title>はじめてのHTML</title>
</head>
<body>
    <h1>HTMLへようこそ</h1>
    <p>これはHTMLの基本例です。ここでは、Webページの構造を学びます。</p>
    
    <h2>リンク</h2>
    <p><a href="https://www.google.com">Googleに行く</a></p>
    
    <h2>画像</h2>
    <img src="https://via.placeholder.com/150" alt="サンプル画像">
    
    <h2>リスト</h2>
    <ul>
        <li>アイテム1</li>
        <li>アイテム2</li>
        <li>アイテム3</li>
    </ul>
</body>
</html>

次に進むには?

HTMLを学んだら、次は以下を学ぶとWebページ作成がもっと楽しくなります。

  1. CSS: ページのデザインを美しくする方法

  2. JavaScript: ページに動きをつける方法

あなたも今日からWeb開発を始めましょう! 😊

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