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# GrapesDrive セキュリティホワイトペーパー

## ホワイトペーパー: GrapesDrive セキュリティとプライバシー保護の設計思想

### 1. はじめに

GrapesDriveは、ユーザーの皆様の重要なデータを安全に保管し、プライバシーを最大限に保護することを最優先事項として設計されたクラウドストレージ基盤です。本ドキュメントでは、データのアップロードから保管、共有に至るまで、GrapesDriveがどのようなセキュリティ技術を用いて皆様のデータを守っているのかを解説します。

### 2. 強固な暗号化システム (Encryption Architecture)

GrapesDriveに保存されるすべてのファイルは、軍事レベルの暗号化標準技術を用いて保護されます。データはオブジェクトストレージに保存される前に、GrapesDriveのサーバーシステム内で強力に暗号化され、元のデータとして読み取れない状態に変換されます。さらに、オブジェクトストレージに保存する段階でもデータ本体には**AES-256ビット暗号化をもう一度適用しています。**

#### 独自の暗号化仕様

| **項目**       | **詳細仕様**        | **ユーザーにとってのメリット**                                                |
| ------------ | --------------- | ---------------------------------------------------------------- |
| 暗号アルゴリズム     | AES-256-CTR     | 現在のコンピュータ技術では解読不可能な、世界最高水準の暗号化方式です。                              |
| 鍵の独立性        | ユーザーごとの専用マスターキー | 全体で1つの鍵を使い回すのではなく、ユーザーごとに専用の鍵（32バイトランダム生成）を割り当て、データを完全に分離・保護します。 |
| 初期化ベクトル (IV) | ファイルごとのランダム生成   | 同じファイルをアップロードしても毎回異なる暗号データになるため、攻撃者によるパターンの推測を完全に防ぎます。           |

*※本システムは、ユーザー固有の鍵を用いてサーバー側で強力に暗号化を行う「高度なサーバーサイド暗号化」を採用しており、クラウドストレージの基盤側からデータの中身を覗き見られるリスクを排除しています。*

### 3. 安全なファイル転送と分散処理 (Secure Data Transfer)

大容量のファイルを安全かつ確実にクラウドへ保存するため、通信経路と処理プロセスの両面で保護対策を行っています。

* チャンクアップロード技術:

  ユーザーのデバイスからファイルが送信される際、データはブラウザ上で自動的に細かなブロック（10MBのチャンク）に分割されて転送されます。これにより、ネットワークが不安定な環境でもデータの破損を防ぎ、サーバーのメモリを圧迫することなく安全に暗号化処理へと引き継がれます。
* 一時データの確実な破棄:

  アップロード時に使用された一時ファイル（チャンクデータ）は、暗号化とクラウドストレージへの保存が完了した直後に、サーバー上から完全に自動削除（強制削除処理）されます。

### 4. 厳格なアクセス制御と安全な共有 (Access Control & Sharing)

ユーザーのワークスペースは外部から完全に遮断されており、認証された本人のみがアクセスできます。

* OAuth連携による安全な認証:

  GrapesDriveは独自にパスワードを管理せず、安全な独自認証システム（MIXEDERアカウント）を経由したOAuth認証を採用しています。これにより、パスワード漏洩のリスクを最小限に抑えています。
* 排他制御（スペースロック）の導入:

  フォルダの作成やファイルの削除など、データを操作する際は「スペースロック（排他制御）」という技術が働きます。これにより、複数の操作が同時に行われた場合でも、データが矛盾したり破損したりすることを防ぎます。
* 時限式のセキュア共有リンク:

  第三者にファイルを共有したい場合、推測不可能なランダム文字列（12バイトの暗号論的疑似乱数）を用いた専用リンクを発行できます。このリンクには7日間の有効期限が自動的に設定されており、期限切れ後はシステムがアクセスを完全に遮断するため、永続的なデータ流出の心配がありません。

### 5. クライアント（ブラウザ）側の安全性 (Client-side Security)

GrapesDriveは、ユーザーが操作する画面（フロントエンド）においても、安全性と快適性を両立する設計を行っています。

* ローカルキャッシュによる通信リスクの低減:

  一度読み込んだプレビュー用のデータやサムネイル画像は、ブラウザ内の安全なローカルデータベース（`IndexedDB`）にキャッシュされます。これにより、サーバーとの不要な通信回数を減らし、データがネットワーク上を行き来するリスクを抑止しています。
* 安全なファイルプレビュー:

  PDFやコードファイルなどをブラウザ上でプレビューする際、悪意のあるスクリプトが実行されないよう、サンドボックス化された環境（例：Monaco Editorの読み取り専用モードや外部通信を制限したiframe）で展開します。ユーザーはファイルをダウンロードしてウイルス感染の危険に晒されることなく、安全に内容を確認できます。
* リソース制限（クォータ制限）:

  ストレージ容量（50GB）や帯域幅（100GB）の制限をシステム側で厳密に管理することで、一部のユーザーによる異常なトラフィック（DDoS攻撃やリソース枯渇攻撃など）からシステム全体を保護し、すべてのユーザーに安定したサービスを提供します。

### 6. おわりに

GrapesDriveは、使いやすさを犠牲にすることなく、裏側で高度なセキュリティ技術が自動的に機能するシステムを目指して開発されました。今後も最新のセキュリティ標準に準拠し、ユーザーの大切な資産を守り続けます。


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