料金体系
Mini-VPSの料金体系は、1分単位で集計される完全従量課金制(Pay-as-you-go) です。
登録時に付与されるクレジット、または追加購入したクレジットから、リソース使用量に応じてリアルタイムに差し引かれます。
以下に、コード(server.js)内の設定値に基づいた詳細な料金表と計算ロジックを提示します。
1. VPSコンピュート (Compute) 料金表
VPSインスタンスが稼働している間、以下のリソース使用量に基づいて課金されます。停止中(Stopped)の場合、CPUとメモリの課金は止まりますが、ストレージ(ディスク確保分)の課金は継続します。
課金項目
単価 (Credits)
計算単位
1時間あたりの目安 (60分稼働)
1ヶ月あたりの目安 (30日稼働)
CPU使用率
0.0002
1% / 分
0.012 Credits (1%継続時)
8.64 Credits (1%継続時)
メモリ使用量
0.0001
1MB / 分
0.006 Credits (1MB使用時)
4.32 Credits (1MB使用時)
ディスク容量
0.00002
1MB / 分
0.0012 Credits (1MB確保時)
0.864 Credits (1MB確保時)
計算式:

2. オブジェクトストレージ (S3互換) 料金表
AWS S3互換のストレージサービスです。保存容量とリクエスト回数の2軸で課金されます。
課金項目
単価 (Credits)
計算単位
備考・換算
保存容量
0.0000001
1MB / 分
1GBを1ヶ月保存した場合:約 4.4 Credits
APIリクエスト
0.001
1回
Upload, Download, List, Deleteなど全操作
計算式:
3. ネットワーク転送量 料金表
VPSおよびオブジェクトストレージへのアクセス時に発生するトラフィックに対する課金です。
課金項目
単価 (Credits)
計算単位
備考
データ転送
0.02
1MB
送信(TX)・受信(RX)の合計値
計算式:
💰 料金シミュレーション:軽量アプリ構成(Discord Botや簡単なAPIサーバーなど)
前提条件:
稼働時間: 1ヶ月間フル稼働(30日 = 43,200分)
メモリ使用量: 40 MB (平均)
ディスク使用量: 100 MB (固定)
CPU使用率: 3 % (平均と仮定)
ネットワーク転送: 1GB/月 (送受信合計と仮定)
1ヶ月あたりの内訳

💡 この構成のポイント
初期クレジット(1,000 Credits)の持ち時間
この構成であれば、登録時にもらえる1,000クレジットだけで 約 3ヶ月強 サーバーを維持できる計算になります。
コストの比重
この小規模構成では、メモリ(RAM)のコストが全体の約6割を占めます。
ディスク容量は単価が安いため、100MB程度であれば月額86クレジット程度と、非常に安価に収まります。
変動要因
プログラムが一時的に重い処理をしてCPU使用率が上がったり、メモリリークでメモリ使用量が増えたりすると、その分だけ消費スピードが早くなります。
逆に、待機時間が長くCPUがほぼ 0% の状態であれば、さらに安くなります。
⚠️ 課金に関する重要事項
クレジット枯渇時の挙動
クレジット残高が
0以下になった瞬間、稼働中のすべてのVPSプロセスは強制停止(SIGKILL)されます。API経由での新規ファイルのアップロードも拒否されます(HTTP 402 Payment Required)。
※データの削除はされませんが、サービスの利用再開にはクレジットのチャージが必要です。
計算タイミング
システムは 60秒(1分)間隔 でリソースの使用状況をスキャンし、その瞬間の値を元に課金計算を行います。
小数点の扱い
内部計算では小数点以下の細かい数値まで保持されますが、表示上は四捨五入される場合があります。
最終更新